新卒で就活を行う際に必ず聞くのは「コミュニケーション能力が大切だ」ということではないでしょうか。
ましてや営業職ともなると、「誰とでもすぐに打ち解けることができる」「いつも明るくて笑顔を絶やさない」「ユーモアのある会話が自然にできる」といったコミュニケーション能力が必須だと思ってしまうでしょう。
実は営業職といっても、詳しく見てみると仕事内容は様々で、それぞれ向いている人は異なっています。
そこで今回は、営業職に向いている人の特徴について解説します。
もしかしたら自分も営業職に向いているかもしれないという気付きがあるかもしれませんので、ぜひ最後までご覧ください。
一般的に言われる営業職向きの特徴とは
まずは一般的にいわれている、営業職向きの特徴について整理してみましょう。
第一印象が良い
コミュニケーションの場において、第一印象は極めて重要です。最初に受けた印象がその後の人物評価に強く影響するからです。
第一印象は出会ってからわずか3〜5秒で形成されると言われています。
営業において心理的なテクニックとして使用される「メラビアンの法則」では視覚情報が55%を占めることから、外見や表情、身だしなみ、話し方などが大きく影響します。
学生時代は特に「友達になりたい」と思わせるような「親しみやすさ」「明るさ」「爽やかさ」などが求められることが多いようですが、社会人の場合は職種によって必要な第一印象が異なっています。
プレゼンテーション能力が高い
営業職は、聞き手に自分が望んでいる行動(例えば商品を買ってもらう)を取ってもらうことを目的としているため、プレゼンテーション能力が求められます。
一般的に話し方が上手で押しの強い人をイメージしがちですが、相手のニーズを聞きだすヒアリング能力がなければプレゼンテーションを始めることはできません。
次に自社製品やサービスの魅力を効果的に伝えるために必要な情報を取捨選択し、相手に響く内容を構成する能力が求められます。
最後に話し方が問われるわけですが、それがプレゼンテーションにおける最重要項目ではないのです。相手の興味に沿った内容か、専門用語を多用せず分かりやすく話されているかが必須条件です。
妥協せず結果にコミットできる
営業職は成果目標を持ち、達成することを求められます。
達成できない場合は、周囲に説明を求められたり、評価や収入に直結する場合もあり、精神的に落ち込むこともあるでしょう。達成することができれば、評価や収入も上がり、高揚感を感じることができます。
精神的なストレス耐性が必要だと考えられているため、日々緊張感を持って目標を追いかけてきた経験(部活動など)を持った人に向いているといったイメージが強いようです。
フットワークが軽い
営業職の多くは顧客訪問をする必要があります。直接会って商談するために現地に足を運ぶフットワークの軽さも求められますが、ビジネスシーンで求められるフットワークは「すぐに反応する」能力です。
完璧主義の人が陥りやすいのは、じっくりと考えて完璧な回答をするために、反応が遅れてしまい、お客様から不満を持たれてしまうことです。回答に時間がかかる場合は「確認いたしますので、〇日までお時間をください」といったような反応を、まずは素早く行うことが求められます。
営業職の仕事内容によって向き不向きは異なる
一言で営業職といっても、仕事内容によって下記のように分類することができます。
- 法人営業(商談先が企業など)× 個人営業(商談先が個人)
- 新規営業(新規顧客が中心) × ルート営業(既存顧客が中心)
- 物販営業(商品が決まっている) × ソリューション営業(仕組みから新しく作る)
- 代理店営業(メーカーと顧客の仲介をする) × 直販営業(自社商品を販売する)
- インバウンド営業(問い合わせ対応中心) × アウトバンド営業(テレアポなど)
- 商品が高額(住宅や保険など) × 商品が安価(食品や日用品など)
販売方法やアプローチの仕方などがそれぞれ異なりますので、当然向き不向きも変わってきます。
フィナンシャル・エージェンシーの営業職は、一般的に皆さんがイメージする営業職とは少し異なる部分もあるため、詳しく解説していきます。
フィナンシャル・エージェンシーで活躍している人はどんな人?
最後に、当社で活躍している営業職の社員にどのような人が多いか、ご紹介します。
当社ではあらゆるつよみを持った社員が活躍していますので、あくまで一例として捉えてくださいね。
当社の営業職で活躍している人を紹介するにあたり、前提として仕事内容を理解していただきたいと思います。
当社の営業職を前述した分類に当てはめると、「個人」「新規」「商品が高額」にあたります。
具体的には、お客様の様々なニーズやライフスタイルをお伺いし、希望に合った最適な保障プランを提供することで「安心」をお届けする「コンサルティング営業」です。多数の契約保険会社のサービスから、お客様にとって最適なサービスプランの企画・コンサルティングを行います。
「世界で一番“ありがとう”があふれる会社」というスローガンを掲げ、「選ばれ」、「愛され」、「強く尊敬される」行動が求められています。
それでは具体的に向いている人の特徴について考えてみましょう。
話し上手よりは聞き上手
良いコンサルティングを行うために最も必要なのは、相手からニーズや問題点を聞きだすヒアリング能力です。話がいくら上手であったとしても、相手の要望に合致する内容でなければ意味がありません。
また、扱っている商品は長期的に契約継続いただくものですので、時間をかけて検討されたいお客様もいらっしゃいます。したがって、押しの強さや話術の巧みさというよりは、「この人に任せてみよう」と思ってもらえるような誠実さが求められます。
あまりにも話が上手だと「騙されているのではないか」という気持ちにさせてしまうことがありますが、一番避けなければならない行為です。
第一印象に自信がなくても活躍できる
もちろん、第一印象で不信感や不快感を持たれないことが必要です。ただ、信頼関係を構築することが契約につながる第一歩ですので、必ずしも「全員に好かれる」ことを求められるわけではありません。第一印象に自信がなくても、時間をかけて信頼を勝ち取ることが大切です。
むしろ第一印象に自信がない方は、何とか挽回しようと思い誠心誠意対応する人が多く、自分としては短所だと思っていたことが逆に長所になりえるのです。
信用される行動がとれる
保険商品を契約したお客様は、長期にわたり保険料の支払いをし、不測の際には保険金請求手続きもありますので、成約後の対応こそ重要視されます。そのため、保険などの金融商品は信用できる人に任せたいと考える傾向があります。
- 時間や約束を守る
- 周囲の人に配慮ができる
- 行動が早い
- 会話に嘘や誇張がない
- 身だしなみがしっかりしている
成果に対してコミットしすぎるあまり、お客様に圧迫感を出してしまうよりは、上記の点に気を付けて行動する方が信用を勝ち取り、成果につながっていきます。
潜在的な性格が一般的に言われている営業職に不向きな性格であっても、心がけひとつで成果をあげることができるのです。
こつこつと知識を積み重ねることができる
保険などの金融商品は特に、お客様が普段接しないようなお金に関わるルールも多く、多種多様な質問を受けることがあります。
現在はパソコンやタブレットを使用して説明などを行うために丸暗記までは必要はありませんが、質問に対して即座に的確に回答することが求められます。あたふたしてしまっては、この人には任せられないと思われてしまうからです。
こつこつと着実に知識を積み重ねることができる人は、最初はうまくいかなかったとしても、経験がそのまま財産になり、すこしづつ成果をあげられるようになるでしょう。
まとめ
今回は、一般的な営業職に向いている人の特徴だけではなく、フィナンシャル・エージェンシーの営業に向いていると思われる人についても解説しました。
もしかしたら、自分は営業職には向いていないと思っていたけれど、頑張ってみる価値があるのではないかと感じた方がいらっしゃれば幸いです。
当社では充実した研修の実施や、チーム制による先輩社員のサポートなども充実しており、性別や経歴関係なくあらゆる人が活躍しています。自分には向いていないのではないかと自己判断してしまう前に、ぜひ一緒にチャレンジしてみませんか?
皆さんのご応募お待ちしています。